こんなときのにほんご.33

第33回目は、『日本の秋の行事』をご紹介しました。

皆さんもご存知の通り、日本には四季があります。四季とは、春、夏、秋、冬のことです。

「四季の区分がはっきりと感じ取れる」ことは、日本の気候の特徴と言えます。

そんな日本のイベントとして、「春は花見の季節」とはよく耳にすると思いますが、実は秋にある「紅葉狩り」はご存知でしょうか?

どんなイベントか、推測しながら聞いてみてくださいね!


こんなときのにほんご.33 日本の秋の行事

(2020.11.22 配信全文)

Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?

In Tokyo,it’s getting warm…WHY!?NOVEMVER will end soon….

This Podcast tells you “How should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”

Let’s keep studying Japanese with me.

こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?

東京は、なぜかまた暖かくなってきました!どうして!?11月ももう終わるのに。

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き勉強を頑張っていきましょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第33回目は、時期的にはもう遅くなってしまったのですが『日本の秋の行事』をご紹介します。

皆さんもご存知の通り、日本には四季があります。四季とは、春、夏、秋、冬のことです。

最近は、温暖化の影響か、春と秋が短くなったり、冬でも暑い日があったりと異常気象もありますが、基本的には「四季の区分がはっきりと感じ取れる」ことは、日本の気候の特徴と言えます。


そんな日本のイベントとして、「春は花見の季節」とはよく耳にすると思いますが、実は秋にも同じようなイベントがあるんです!

それは「紅葉狩り」。


紅葉(もみじ)。英語圏ではカエデ、mapleとして親しまれている植物です。

紅葉(もみじ)は、紅葉(こうよう)、つまり、autumn leaves , fall colors と言う現象を起こしますよね。葉の色が赤や黄色に変わってとっても綺麗です。

では、そんな紅葉(もみじ)の名前のつく「紅葉狩り」とは一体何をするイベントなのでしょうか。


正解は…「山などに出かけて、紅く色づいた紅葉を眺めて楽しむ行事」です。

自然を愛でる日本の文化が現れている言葉ですよね。

ではどうして「花見」や「月見」のように「紅葉見」とはならず、「紅葉狩り」と言うのでしょうか。


これは、その昔の日本で、「貴族(位の高い人)が歩いてどこかに行くことは下品な行為とされていたため、山など、遠くに出かけていって紅葉を見ることを、その行為の通りに紅葉見とは言わなかった」ことが背景にあるようです。

昔の日本語を「古語」というのですが、古語辞典にも「狩り」の意味の一つに「求めて取ったり、鑑賞したりすること」という意味があります。この裏付けにもなりそうです。

うん。文化って奥が深い!


そんなわけで、日本で暮らしているとき、日本に観光に来た時に「紅葉狩りをしようよ!」と誘われたからと言って、「木から紅葉を刈り取るの!?」と思ってびっくりしないように、注意してくださいね。

秋の季節に日本に遊びに来た際には、紅葉狩りを楽しんでください。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでは第33回目の配信はここまでとします!

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! And Look after yourself. bye!

0コメント

  • 1000 / 1000