こんなときのにほんご.39

第39回目は、新年の挨拶「あけましておめでとうございます」についてお話しました。

新年があけると日本では「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」という挨拶をするのが主流です。

この言葉の本来の意味は、どんなものなのでしょうか。


こんなときのにほんご.39 あけましておめでとう!(2021/01/03配信全文)


Hello Everyone! I’m Megumi.

A Happy New Year!! how’s going?

This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”

Best wishes for 2021.

こんにちは。めぐみです。

あけましておめでとうございます。

皆さんいかがお過ごしですか?

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、今年もよろしくお願いいたします!


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第39回目は、あけましておめでとうございます、についてお話します。

新年があけると日本では「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」というフレーズが至るところで交わされます。

年賀状とよばれるグリーティングカードにも書かれるこの言葉は、今やすっかり挨拶の一部になっていますが、本来の意味はどんなものなのでしょうか。

この言葉のでき方も諸説ありますので、その中からピックアップした3つを、今日はお話していきます。

 

①昔は誕生日制度がなかったので、代わりに1月1日に全員が一つ歳をとることになっていた。

 誕生日は迎えるとお祝いされる、嬉しい行事ですよね。その嬉しい日を全員が迎えるお正月は大変めでたい日ということで、年が明けて、一つ歳が取れておめでとう、と言い合っていた、という説があります。


②その昔、日本の農業は1月の種まきから始まり、12月で終わっていました。そのため、1月のはじめは、作物が無事に収穫できてめでたく、また、次年度の作物に期待を馳せる「めでたい(芽出たい)」という意味がありました。

去年は天候に恵まれて良い作物が穫れてめでたかった。1月から始まる次の年も、この調子で作物を育てていきたい。という気持ちを込めて、年明けに「あけましておめでとう」と言っていました。

③無事に一年を越すことができ、歳神様をお迎えできたことが非常にめでたいという気持ちを込めた「あけましておめでとう」。

実は日本には神様がたくさんいます。

その中でもお正月にくるのがこの 歳神様 なのですが、この神様をお迎えできたことがおめでたいと、挨拶しあっていた。

…例としては、このような説が伝えられています。

私も知らなかった意味を改めて知ることができて、調べてみて面白かったです!

お正月に日本に来た際には、ぜひこのようなお話をネタにしてみてくださいね!


それでは第39回目の配信はここまでとします。

なお、来週はお休みしますので、再来週にまたお会いしましょう!

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!

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