こんなときのにほんご.43

第43回目のトピックは、日本の行事「節分」で使う言葉をご紹介しました。

聞いたこと、ありましたか??


こんなときのにほんご.43「鬼はソト!福はウチ!」 (2021/2/6配信全文)


Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?

This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”

Let’s keep studying Japanese with me.

こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き一緒に勉強を頑張っていきましょう!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第43回目のトピックは、日本の行事に絡めてお話します。


2月に入ってすぐの頃、こんな言葉を耳にしませんでしたか?

「鬼はソト!福はウチ!」

これは、節分という行事で言われる定型のフレーズです。


節分とは何か?それは日本の「雑節」(ザッセツ)の一つです。

日本は、四季がきっちりあることで有名な国です。

この季節の始まり「立春、立夏、立秋、立冬」を分けるために作られたのが「雑節」です。これは、農作業に合わせて気候が移り変わる時季の目安となっています。

日本では、このうち、立春の前日となる雑節を「節分」としています。


余談ですが、一般的に2月3日とされている節分なんですが、今年は2月2日だったんですよ。


さて、そんな節分は豆を撒く日として有名です。ここで使うのが一番最初に言った「鬼はソト!福はウチ!」ですが、この言葉は、地域によって多少異なるので、よく聞くフレーズの一例として紹介しますね。

節分の日には、読んで字のごとく、「鬼という邪気を祓い、幸福を呼び込もう!」ということで豆を撒きます。

豆を撒く理由としては、日本では昔々、穀物には邪気を払う力があると信じられていたことがあります。これが行事として残っているという説が一般的言われるものです。暴れている鬼の目に豆を投げつけて鬼退治をした、何ていう説もあるほどです。

それほど穀物は生きる上で大事にされていたんですね。


この小さな島国・日本の中にも、地域ごとの行事はたくさん残されています。なので、これは知ってる、あれは知らない、と言ったことは日常茶飯事。

そんな中でも、こうして、多少の違いはあっても皆に認識されている「節分」。

この時期に日本に来たら、ぜひ、大豆を買って、豆まきに参加してみてはいかがでしょうか!

ーー

それでは、第43回目の配信はここまでとします!

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!

0コメント

  • 1000 / 1000