こんなときのにほんご.72
日本語で何かを「選んで」と言う場合、「どっちがいい?」 と 「どれがいい?」という二通りの言い方があるのをご存知でしょうか?
今日はその違いをお話ししたいと思います。
こんなときのにほんご.72どっちが正しいの?
(2021/9/5 配信分)
Hello Everyone! I’m Megumi. How are you going?
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは。めぐみです。みなさまいかがお過ごしですか?
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、勉強を頑張っていきましょう!
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第72回目は、「どっち」という言葉についてお話をします。
英語だと「choose one.」で終わる「えらんで」という言葉ですが、実は日本語には二種類の言いかたがあります。 それは
・どっちがいい?(=どちらがいい)
と
・どれがいい? です。
この二つの違いがわかる方はいらっしゃるでしょうか?
違いは、選択肢の「数」にあります。
「どっち」(どちら)は、2つのうち1つを選んでほしいときに使います。
例えば「1番と2番、どっちがいい?」とは言えますが、「1番と2番、どれがいい?」と言われると日本語ネイティブの会話者はちょっとだけ変に感じてしまいます。ニュアンスは伝わるので答えてはくれると思いますが!
ちなみに、どっちとどちらは同じ意味ですが、友人や親しい間がらで使うのは「どっち」が多いです。店員の立場の人や、立場が上の人に話しかけるときには「どちら」を使うと良いかなと思います。
対して「どれ」は、 3つ以上のものから1つを選んでほしいときに使います。
例えば「A 、B、C、Dのどれがいい?1つだけ選んでよ」といった感じですね。
「どっち」と「どれ」を使い間違えても、何か変だなぁと違和感を覚えるくらいではあるんですけれど使いこなせて悪いことは全くないので、ぜひ頭の片隅においておいて使えるようにしてみてください!
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それでは、第72回目の配信はここまでとします!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!
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