こんなときのにほんご 4

第四回目は「頼む」ときの表現を紹介しました。

英語でいう「could you 〜?」に当たるでしょうかね!


一人で旅行したとき。仕事にしているとき。友達と話すとき・・・。

いろいろなシチュエーションで、頼むという行為が発生しますよね。

そんな時に、どんな表現をするかな・・・というと。

こうじゃないかな?と思います。


〜してもらえませんか? ということができれば、きっちりとした日本語なのですが・・・こんな言い方する人、日本語ネイティブにはいないです。


一番使うのは「してもらっていいですか?」ですかね!

人を呼ぶ時なんかにも「ちょっといいー?」とか「今、いいー?」(時間に都合がつきますか?という意味)いうような形で「いい」を使います。


この「いい」は、「良い(よい)」のくだけた形です。

本来の「良い」の意味である「物事が他よりまさった状態にある」とは少し離れるのですが、この言葉はよく使われるので覚えておきましょう!


こんなときのにほんご.4(2020年5月3日(日)配信全文)


Hi! I’m Megumi.How are you today?

This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”.

Let’s learn with me!

みなさんお元気ですか〜?

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」という疑問に答えています。

なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えていますので、

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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さて、第四回目は「頼む」ときの表現を紹介します。

日本に旅行に来たとき。仕事に就いたとき。友達と話すとき。

いろいろなシチュエーションで、頼むという行為が発生しますよね。

こんなとき、英語圏では「could you 〜?」で表現するでしょうか!


この表現を日本語でストレートに表すと「〜してもらえませんか」が一番近しいかなと思います。例えば、「写真を撮ってもらえませんか」などですね。

もちろん、これが日本語として正しい表現です。

こう言えたら100点満点…ですが、もう少し簡単な言い方があれば…!そう思わなくもないですよね。


そんなときは、これ。

「いいですか?」

を使ってみましょう。


基本形は「写真を撮ってもらえませんか」です。ここから変形させていきます。

まずは「写真を撮ってもらえませんか」という文章に「いいですか」を入れ込んでみましょう。すると、こうなります。

 →「写真を撮ってもらってもいいですか?」

次は、もっと短くしてみます。

 →「写真、いいですか?」

さらにさらに!カメラを手に持っているのなら、カメラを指さしながら…

 →「いいですか?」

これだけでも通じちゃいます!

ジェスチャーを使って、究極の短さで表現しちゃいましょう!


それでは会話例をやってみます。会話例は、いつもの通り、2回繰り返します。


あなたは一人で日本にやってきました。

富士山を前にして、どうしても自分が映った写真が撮りたい。

けれど、セルフカメラではうまく山全体を写すことができませんでした。

そこで、同じように観光に来ていた人に声をかけました。


まずは、ゆっくりスピードで会話します。


あなた「あの〜、すみません」

観光客「はい?」

あなた「写真、いいですか?」

観光客「ああ、大丈夫ですよー」

あなた「お願いします!」

観光客「撮りますよ〜…はい、チーズ!」

あなた「ありがとうございました!」

観光客「はい!あ、私も撮ってもらっていいですか?」

あなた「もちろんです!」


次は、通常のスピードで会話します。

(繰り返し)


こんな形です。

日本語の口語では、主語が明確になくても、語順があっていなくても、通じることが多いので、知ってる言葉だけ並べても通じる場面があるかと思います。

ぜひ、「いいですか?」を使ってみてくださいね!

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今日は「頼む」の表現について話しました。

どうでしたか?それでは、今回の配信はここまで。


That’s all for today.

If you have any comments,please tell me about it.

See you!!bye!!

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