こんなときのにほんご。6

第6回目は「どうぞ」という表現について考えてみました。

「どうぞこちらへ」「次の人どうぞ〜」「どうぞよろしく」など、日本語には、「どうぞ」を使った文章が数多く存在します。


どうぞ、を直接英訳するのは難しく、そのため、理解するのも難しいかもしれません。

これは定型フレーズとなっているので、このまま覚えてこのまま使う方が早いとも言えます。「どうぞ」をつけるだけで、少し丁寧な表現に聞こえる効果もあるので、ぜひ使ってみてください。


こんなときのにほんご.6「どうぞ」って何?(2020年5月17日(日)配信全文)

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Hi! I’m Megumi.How are you today?I’m pretty good.

This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”.

Let’s learn with me!

1週間ぶりです、お久しぶりです、メグミです。

この配信では「こんな時日本語でなんていうの?」という疑問に答えています。

なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えていきたいと思っています。

ぜひ参考にしてみてください!

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第六回目は、「どうぞ」という表現について考えます。

「どうぞこちらへ」

「次の人どうぞ」

「どうぞどうぞ」

「どうぞよろしくお願いします」

このように「どうぞ」を使った表現は数えられないほど存在しますが、実際はどんな場面で使うのでしょうか。

詳しい話まではつっこまず、こんな時に使うよ、ということに絞ってお伝えしたいと思います。

ちなみに「どうぞ」に当てはまる英語表現、適切なものがありません。

言葉が違えば、直訳できないものもたくさんあるので、仕方ないことなのですが、だからこそ伝えにくいものがありますね。

使い方は、先の例の通りなのですが、

1つ目「どうぞこちらへ」というのは、人に何かを勧める時の表現です。

2つ目「次の人どうぞ」というのは、何かを許可する表現です。

3つ目「どうぞどうぞ」これは、承諾の意味になります。いいですよ〜ということですね。

4つ目「どうぞよろしくお願いします」というのは、心からの願いを表します。

たった4通りでも、1つずつ、意味が違う気持ちが込められていますね。

さて、ほとんどの場合、「どうぞ」を取り除いても会話が通じます。

例えば、「こちらへ」と言われたら、「そちらの方向に来てください」、というのが、ジェスチャーで伝わるかと思います。

他にも「次の人〜」と呼ばれたら、「あぁ、私はそっちに行かないといけないな」、っていうのがわかると思います。

まぁ、こんな形で、「どうぞ」がなくても、会話が通じるということがわかるかなぁ、と思います。

なので、どうぞの意味を覚えるよりも、定型句としてこのフレーズごと覚えてしまって、使ったり聞き取ったりする方が、学習の負担は少ないと思います。

どうぞ参考にしてくださいね!

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今回は「どうぞ」の表現について話しました。

お役に立ちましたでしょうか?

それでは、今回の配信はここまでです。

次回も、どうぞ、よろしくお願いいたします!

That’s all for today.

If you have any comments,please tell me about it.

See you!!bye!


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