こんなときのにほんご.30

第30回目は「だるい」についてお話ししました。

もうすぐ冬がやってきます。

寒いとどうも調子が悪かったり、気分が悪かったり、寒気がしたり熱を出したり、風邪をひいたり…体調不良が増えますよね。

英語では、I feel sickやSomething is wrong、Catch a cold.といった言い方をするでしょうか。

日本語には、この他にも「だるい」という言葉がありますが、どんな症状なのでしょう。


こんなときのにほんご.30 「だるい」ってどんな様子?

(2020/11/1 配信 全文)


Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?

This Podcast tells you “How should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”

Let’s keep studying Japanese with me.

こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き一緒に勉強を頑張っていきましょう!

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第30回は「だるい」についてお話しします。

日本ももうすぐ冬がやってきます。冬になると風邪をひくことが増えますよね。そんな時調子が悪い、気分が悪い、寒気がする、お腹が痛い、頭が痛い、吐きそうです、熱があります…などなど、体調が良くないことを表す言葉が必要です。どの言語にもたくさんありますよね。

英語では、I feel sickやSomething is wrong、Catch a cold.といった言い方をするでしょうか。

日本語には、この他にも「だるい」という言葉があります。


この言葉は「身体を動かすのがかったるい。身体に力が入らない。なんとなくやる気が出ない」といった、体調不良全般に使える表現です。

若い人だと、ダリィ!、と言ったりします。

病院に行ったときに

「先生、なんとなく身体がだるいんです。」

と言ったり

病気で寝込んでいる間に、友達から連絡をもらったときなどに

「熱のせいでだるくてさ、今日は学校を休むよ。」

などと言ったりします。

この表現、パッと聞くと「調子が悪い」と同じように見えますが、「調子が悪い」と「だるい」はちょっと違った意味になります。


例えば

1「先生、体調が悪いんです」

2「先生、身体がだるいんです」

を比べてみると、

1は、先生から「具体的にどこが痛むなどありますか?」と聞き返される可能性が高いですが、2は「風邪かもしれませんね」とそのまま診察してもらえるようなイメージです。


簡単にいうと「だるい」は「症状」としても使える表現ですが、「体調が悪い」は漠然とした表現なので、具体的にどこが痛いのか、良くないのか、と言ったことを尋ねられるケースが想定されます。


似たような言葉も、若干ニュアンスが違うので、少し気にして使い分けてみてくださいね!


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それでは、第30回目の配信はここまでとします!

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! And Look after yourself. bye!

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