こんなときのにほんご.31
第31回は、手袋は「着る」ものなのか?という話をしました。
洋服、ズボン、靴下、帽子、マフラーや手袋…身にまとう衣服って本当にたくさんありますよね。
これらの言葉は、英語だと全て「wear」、韓国語だと「입다」に当たりますが、日本語では全部使い分けます。難しいですよね〜(;_;)
一体どうやって使い分けているのか、みてみましょう!
こんなときのにほんご.31 手袋って「着る」の?
(2020年11月8日(日)全文)
Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?My throat hurts.
This Podcast tells you “How should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”
Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?私は喉を痛めてしまいました。
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き勉強を頑張っていきましょう!
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第31回は、手袋は「着る」ものなのか?という話をします。
自分の体を包んでくれる洋服、ズボン、靴下、帽子、マフラーや手袋…。
身にまとう衣服って本当にたくさんありますよね。
英語だと「wear」、韓国語だと「입다」に当たる言葉は、日本語にはいくつも存在するんです!難しい、ですよねぇ!!
例を挙げると、こんな感じです。
服を、着る。 ⇄ 脱ぐ
ズボンを、穿く。 ⇄ 脱ぐ
帽子を、かぶる。 ⇄ 脱ぐ(取る でも可)
マフラーを、まく。⇄ 外す(取る でも可)
手袋を、はめる。 ⇄ 外す(取る でも可)
この着る、穿く、かぶる、まく、はめる、ほとんどwearで済む言葉なんですね。
ですが、日本語になるとこれだけの使いわけ方をします。
どうやって使い分けていると思いますか?実はこれ、地域によっては使い方にも差があって、はっきりと「こうです」ということはできません。(方言といいます)
ただし、全国的な使いわけ方では、こういった形で使っています。
①上半身に身につけるものは「着る」を使う
②下半身に身につけるものは「穿く」を使う
これが大前提です。
なので、コートは着るし、スーツも着る。
ですが、靴ははくものですし、スカートや靴下も、はきます。
先ほどの例の他のものを挙げると、
・何かに乗せるものは「かぶる」と言います(帽子は頭に乗せるため)
・マフラーは首に巻きつけるので、「まく」と言います。
・手袋は、手の形をしたものの中に、手を入れ込むので「はめる」を使います。
そんな形で、身につけるもの全部に「着る」を使うのではなく、「はく」や「かぶる」など、別の言い方ができると、少しだけ、日本語が上達した気分になれるかもしれません。
ぜひぜひ、使ってみてくださいね!
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それでは、第31回目の配信はここまでとします!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! And Look after yourself. bye!
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