こんなときのにほんご.32

第32回は、お茶は「入る」ものなのか「入れる」ものなのかという話をしました。

日本人が好きなものといえば、暖かいお茶!日本には、煎茶、ほうじ茶、緑茶、麦茶など、色々な「茶」があります。

お茶は、自分で動くものではないけれど、私たち日本人は「お茶が入りました」「お茶が入った」と言います。

「お茶を入れました」という人の方が少数派な印象を受けますが、これは何故なのでしょうか?


こんなときのにほんご.32お茶は入る?入れる?(2020.11.15 配信全文)


Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?

It’s the best season for something warm.

This Podcast tells you “How should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”

Let’s keep studying Japanese with me.

こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?

暖かいものがおいしい季節になりましたね!

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き勉強を頑張っていきましょう!

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第32回は、お茶は「入る」ものなのか「入れる」ものなのかという話です。

日本人が好きなものといえば、暖かいお茶です。

日本には、煎茶、ほうじ茶、緑茶、麦茶など、色々な「茶」があるんです。

と、そんな豆知識はさておき。

お茶は、自分で動くものではないけれど、私たち日本人は

「お茶が入りました」「お茶が入った」

と言います。

「お茶を入れました」

という人の方が少数派な印象を受けます。もちろんこの言い方も間違いではありません。


ですが、どうして「お茶が入りました」という自動詞の言い方が主流なのでしょうか。

これは、日本人の特性が影響しています。


実は、日本人は「自分が決めましたよ」「自分がやりましたよ」という表現をあまり好んで使いません。それは、押し付けがましかったり、偉そうに見えたり…という印象を与えがちだからです。

「今度、転職することになりました」や「結婚することになったんです」の「なりました」もこれと同じ例です。「自分が転職することを決めた」「結婚することに決めた」にもかからわず、「自然の成り行きでそうなってしまった」のような表現をするんです。


「自分の意思」の存在を隠して、言葉を発する。

あまり他の国では見られない言い方だと、私は思っているのですが、どうでしょうか。

ぜひ、日本に来たら、こんな表現も使ってみてくださいね!

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それでは、第32回の配信はここまでとします!

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! And Look after yourself. bye!

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