こんなときのにほんご.37
第37回目は、日本語、というよりも、日本でのホリデーについてお話しました。
その言葉が出てくる背景を知るためには、文化を知ることがとても重要です。
かくいう私も、さまざまな地域の言語を知るために、文化を知ることが大好き!
今回も、日本語を知るためにこの時期のイベントを見てみました!いつものように詳しくみるのではなく、ラジオ感覚で耳を慣らす意味で、聞き流してもらえたらと思います。
こんなときのにほんご.37 日本のホリデー(2020年12月26日 配信全文)
Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?
I dive into the Kotetsu everyday.
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”
Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?
私は毎日、炬燵で暖まっています。
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き一緒に勉強を頑張っていきましょう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第37回目は、日本語、というよりも、日本でのホリデーについてお話しようと思います。
もうすぐクリスマスがやってきますね!
まず、大前提として、日本では特定の宗教に所属しているという意識を持つ人は、ごくわずかと言われています。
そのため、お葬式の観点でみれば仏教方式、結婚式はキリスト教方式、なんていうチグハグなことを普通に受け入れ、やっている人がほとんどです。また、仏教の宗派というものも、自分は何なのかを理解していなかったりします。
つまり、クリスマスの意味を知らない人も多いということです。
キリスト教の文化圏の人は、クリスマスといえば、教会ですごしたり、家族で団欒したりすることが普通かと思うのですが、日本では、クリスマスは恋人たちの日…なんて言われたりもするので、家族と過ごすのではない人が多いです。
それ以前にホリデー自体もクリスマスを基準としていないので、24日、25日は、授業だったり仕事だったり、忙しない時期となっています。
余談ですが、12月のことは、昔の言葉で「師走」と言います。この言葉は、現在も使われています。
これは、お寺を参詣(さんけい)する人を世話する御師(おし)という人が一番忙しく走り回る時期を指してそう読んだんだという説が有力とされていますが、事実は定かではありません。
しかし、そんな師走の名前の通り、日本はこの時期、クリスマス、仕事納め、お正月、そして新年の仕事始めというキツーいスケジュールでてんてこまいな人ばかり。冬休みは、お休み自体も短いのです。
日本ではキリスト教文化圏のように、何週間も前からクリスマスの準備をすることもありません。ですが、クリスマス会や忘年会で、集まったみんなでホールケーキを食べたりはします。チキンも、ターキーのように大きなものではない場合がほとんどです。
そうして25日が終わると、すぐに街からクリスマスの気配が消え、お正月一色になってしまいます。なんだか寂しい気もしますが、それが日本の文化なのです。
さて。そんな日本では、クリスマスには
「ハッピーホリデー!」ではなく、「メリークリスマス!」というほうがまだまだ一般的。
そのほか、この時期よく使う言葉には、
良いお年を!
なんて言葉もあります。
これは、次回お話するとして。
第37回目の配信はここまでとします!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!
0コメント