こんなときのにほんご.36

第36回目は、「お先に失礼します!」の意味をみてみました。

日本にも様々なマナーやルールがありますが、その中でも、ビジネスの場でよく聞く「お先に失礼します」という言葉。

職場を後にするときに「お先に失礼いたします」と言って帰る人を見かけたことがあるんじゃないでしょうか。

今回は、この言葉の使いどころをご紹介します。



こんなときのにほんご.36「お先に失礼します!」について 

(2020/12/13 配信全文)


Hello Everyone! I’m Megumi. How’s going?

I struggle to get out of bed when it is cold. You too?

This Podcast tells you “How should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”

Let’s keep studying Japanese with me.


こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?

寒いと朝起き上がるのが辛いですね。皆さんはどうでしょうか?

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、引き続き勉強を頑張っていきましょう!


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第36回目は、「お先に失礼します!」の意味をみてみましょう。


日本には、ここが変だ!面倒だ!、と言うマナーやルールがいくつもある、ということはよく聞く話かと思います。また、それも時代とともに変化していくので、私のような日本語ネイティブも迷うことが多々あります。


今日みていく「お先に失礼します」は、ビジネスの場でよく聞く言葉。

職場を後にするときに「お先に失礼いたします」と言って帰る人を見かけたことがあるんじゃないでしょうか。


この「失礼」と言う言葉は、礼儀を欠く振る舞いをすることを指しています。

ですので意味は「みなさんより先に帰ってしまうという礼儀知らずな行為をお許しください。」と言うことです。

自分の仕事が終わったら職場を立ち去る、なんていうのは普通は当然のことですよね。ですが、残念ながら日本はそういう文化が根付いていません。

自分の仕事が終わったら人の仕事も手伝う、といった風潮があるので、このような言葉が出てくるんですね。


それで、これの何が難しいかと言うと、『「お疲れ様でした」と言って帰るのはあまり良くない。が、「お先に失礼します」といって帰るのはOK。』などと言ったルールが蔓延していることです。


こんなのどっちでもいいじゃないか、そう思いますよね。

正直、私もどうでもいい派です。

でも、昔からの慣習で、かなり多くの人が

『「お疲れ様」はねぎらいの言葉で、つまり人をいたわる時の言葉なので、自分よりも立場が上の人に対して使うのは良くない。なので、帰る時に使うので、あまりよくない。』

と考えていることがあり、今でもそれは良くないイメージのまま続いています。


たかが文化はされど文化。ルールとして頭に入れておくことで気楽に過ごせるならそれもまたよし!と言う程度のことですが、変な悪口を言われないためにも、すこーし気をつけておいたほうが、コミュニケーションが円滑にいくかもしれません。


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それでは第36回目の配信はここまでとします!

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! And Look after yourself. bye!

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