こんなときのにほんご.50
記念すべき50回目のPodcastは、ながーく楽しんでいって欲しいな、という気持ちを込めて
「これからもよろしくね」についてお話ししてみました。
この表現、日本では本当に良く使うのですが、別の言語に訳しにくい言葉の筆頭かと思います。
いったいどんな場面で使われるのでしょうか?
こんなときのにほんご・50(2021/03/28 配信全文)
Hello Everyone! I’m Megumi. How are you doing?
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me!!
こんにちは。めぐみです。皆さんいかがお過ごしですか?
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、一緒に勉強を頑張っていきましょう!
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早いものでこの配信ももう50回目です!
記念すべき第50回目は、50回目以降もぜひ引き続き聴いていただけたらなという気持ちを込めて「これからもよろしくね」という表現についてお話しします。
「これからもよろしく」「今後ともよろしくお願いします」という表現は、ビジネスの世界でも、学校などでも、よく聞く言葉です。 でも、英語に直訳できない言葉として有名なこれ。 一体どういう意味なんだろうと思っている方も多いのではないでしょうか。
まずは、言葉を分解して見てみましょう。
「今後とも」を辞書で調べてみると・・・
※今後とも:これからも、をきっちりかっちり表現した場合の言い方
1:以前同様、これからも
2:この後も、いままで通りに
3:適当に、うまい具合に
4:相手に便宜をはかってもらう時に期待を込めて言う挨拶
などと書かれています。
では、「よろしく」はというと・・・
1:成り行きに従ってことをうまく進める
2:その場にいない人への好意の感情を表す
3:良くしてくれることを求める意味合いの挨拶
とされています。
今回の場合は挨拶での表現なので、「今後とも」の4つ目の意味と、「よろしく」の3つ目の意味を含めて、合わせてみましょう。 すると、こうなります。
「(期待を込めて)以前同様、(程よく)良い付き合いをしてくださいね」
そして、具体的な使い方例としては次の通りです。
⑴今回のプロジェクトでは大変お世話になりました、今後ともよろしくお願いいたします。
⑵いつもご協力いただきましてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
基本的には「自分を見限ることなく、長く付き合っていって欲しいと願う気持ち」を込めて使う挨拶となっています。 良く使う、良く耳にする言葉ですので、ニュアンスを覚えておいてもらえるとGOODです!
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それでは、第50回目の配信はここまでとします。 これからもぜひよろしくお願いしますね♪
That’s all for today.
If you have any comments,please post it on my blog.
See you next time! bye!
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