こんなときのにほんご.61

第61回目は「やっぱり」という表現についてお話ししました。

たった4文字の「やっぱり」という言葉は、「やっぱ」ともっと短くされて使われたり、そもそも目上の人と話すときには「やはり」という硬い表現を使うことも多いです。

こんなに短い言葉なのに、日本の人、四つの意味で使っているので、ちょっと見てみましょうね!




こんなときのにほんご.61「やっぱりさぁ!」について(2021/6/13配信 全文)

Hello Everyone! I’m Megumi. How are you doing? 

This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me. 


こんにちは。めぐみです。みなさまいかがお過ごしですか? 

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、一緒に勉強を頑張っていきましょう! 

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第61回目は「やっぱり」という表現について見てみましょう。 

 たった4文字の「やっぱり」という言葉。「やっぱ」ともっと短くされて使われたり、そもそも目上の人と話すときには「やはり」という硬い表現を使うことも多いですが、これほどに短い言葉なのに、日本の人、四つの意味で使っているんです。 驚いちゃいますよね・・・!! 

今日はその使い方の例を紹介します! 


 1・やっぱり彼女は道に迷った。/やはり難しいでしょうか。 

  この例は「想定通りのやっぱり」です。 

  予測していたことがそのまま、間違いなく起こったということを示します。 


 2・やっぱりご飯を食べてこればよかった。/やはり勉強しておけばよかった。

  これは「後悔のやっぱり」と言えるでしょうか。

  あれをしておけばよかった、という意味を含んでいます。


 3・あ!待ってください!やっぱりオレンジジュースください! 

  「気分の変化を表すやっぱり」です。

  気が変わったからこっちにして!というニュアンスを含みます。 


 4・やっぱり白米とお味噌汁。これに限るよ!

  こちらは「結局を表すやっぱり」でしょう。

  選択肢はたくさんあるけど私はこれがいいです、というニュアンスを含みます。 


どれも微妙なニュアンスを持つので、やっぱり、が聞こえてきた際には、どれに当てはまるかな?と考えてみると面白いかもしれません。 

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それでは、第61回目の配信はここまでとします! 

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!

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