こんなときのにほんご.64
「あなたのせいで」と「あなたのおかげで」という表現を聞いたことがありますか?
どちらも、自分以外の人・物事が原因で自分に何かが起こるときに使う表現ですが、どんな違いがあるのでしょうか。
こんなときのにほんご.64「せいで」と「おかげで」の違い (2021/7/4 配信)
Hello Everyone! I’m Megumi. How are you doing?In Japan, it’s getting hotter.
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは。めぐみです。みなさまいかがお過ごしですか? 日本はだんだんと暑くなってきました。 この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、勉強を一緒に頑張っていきましょう!
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第64回目は、「せいで」と「おかげで」の違いについて考えてみます 。
日本語で「あなたのせいで」と「あなたのおかげで」という表現を聞いたことがあるでしょうか。この二つ、何気なく使っている人が多いのですが、実は結構大きな違いがある言葉です。
「せいで」は、自分が被害や不利益を被った時、つまり、悪い状況になってしまったときに使う言葉。 一方で、「おかげで」は自分以外の人・物事が原因で、自分にいい結果がもたらされた時に使う言葉です。
悪いと良い、全く反対の意味を持っているので、使うときには注意してみてください。
ちなみに、例文は次の通りです。
1、せいで 君のせいでイベントが台無しになった!どうしてくれるんだ!
2、おかげで あなたのおかげで、このプロジェクトはうまくいきました!どうもありがとう!
ちなみに、似た表現で「おかげさまで」というのがあります。
これは、感謝の気持ちを表す言葉です。
感謝=いいことがあった、になるなので「2」に当てはまるところから、イメージは掴みやすいと思います。 ついでに頭の片隅に入れておくと良いかもしれません!
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それでは、第64回目の配信はここまでとします!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!
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