こんなときのにほんご.65

日本人は言い切り表現が苦手だ、ということは、聞いたことがあるフレーズかもしれません。

言い切り、つまり、教科書に書いてあるような「〜です」「〜ます」は実際の会話ではあまり使われないということ。それであれば、語尾はどんな風になるのでしょうか。



こんなときのにほんご.65 曖昧な表現 (2021/07/11配信全文)

Hello Everyone! I’m Megumi. How are you doing?

In Tokyo , yesterday was hot hot hot!!!!! The wether was more than 30 degrees Celsius. Uhhhhhhh…… 

This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me. 


こんにちは。めぐみです。みなさまいかがお過ごしですか? 

東京は昨日、暑くて暑くて暑かったです!なんと30度を超えましたああああ。 

この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、一緒に勉強を頑張っていきましょう! 

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第65回目は、曖昧な日本語表現をみていきます。 

日本人は言い切り表現が苦手だ、ということは、聞いたことがあるフレーズかもしれません。 

そうなんです。何を隠そう日本人、自分の意見をはっきりと言うことが大の苦手。 何か意見を言おうとすると、誤魔化したりすることも多々あります。 

そんな時、語尾の表現がどうなるかと言うと・・・ 

普段使っている「〜です」「〜ます」ではなく 

 「〜っていうところですかねぇ」 

「〜という感じでしょうか」 

「〜とかっていうことです」 

「〜らしくて・・・」 

「〜と言われています」 

「〜と思われます」 

 このような形になります。 


これらの表現は、その判断・評価は話している人自身の考えにもとづく意見を言っているのですが、自信がない、はっきり言うと相手に嫌な印象を与えるかもしれない、という不安の現れから、「こう聞いたことがある」「他の人もこう言っていた」といったニュアンスを含めて、語尾を柔らかく、ぼかしている表現です。 

このため、「〜です」「〜ます」「〜だ」と言った表現を会話で使う人は割と少ない印象があります。なので、先ほど紹介したような語尾が出てきた時もああ言い切りが苦手でこのような表現になっているんだな、と思っていただければだいたい合っているので参考にしてみてください。 

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それでは、第65回目の配信はここまでとします! 

That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!

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