こんなときのにほんご.69
暑中見舞いという言葉、聞いたことはありますか?
日本には、季節の節目節目で手紙を出す習慣がありますが、暑中見舞いも、このうちの一つ。
昔から続く風習を少しだけ覗いてみましょう!
こんなときのにほんご.69 暑中見舞い、知ってますか?
(2021/8/13 日 配信全文)
Hello Everyone! I’m Megumi. How are you going?
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは。めぐみです。みなさまいかがお過ごしですか?
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、一緒に勉強を頑張っていきましょう!
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第69回目は、「暑中見舞い」という風習についてです。
このポッドキャストでも一度触れたことがありますが、日本には他の国にはあまり見られないほどパキッと分かれた「四季」があります。
といっても、最近はその境界も曖昧になってきてしまったのですけれど。
しかしながら、そのおかげもあって、古くから季節の変わり目などに季節にふさわしいあいさつを取り入れた手紙を送る風習がありました。
今回は、会話ではなくそんな手紙についてお話してみようと思います。
暑中見舞いは夏の暑い盛りの時期に、知人や友人の健康や安否を尋ね、自分の近況を知らせるものです。 一般的には、梅雨明けの7月7日から一か月先の8月7日ごろまでに送りましょうね、となんとなく決まっています。
ちなみに、残暑見舞いというのもあって、こちらは、暑中見舞いが過ぎてから一か月先の9月上旬までの時期に送りましょうね、となんとなく決まっています。 ですので、今日送るとしたら残暑見舞いになります。
また、使うあいさつ文もちょっとずつ変化があるのですが、基本的には「このような時期ですが」「皆さまお元気ですか」という二つの文を合わせて作る形です。
例えば暑中見舞いだと「厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。」のような形になります。
定型文がいくつかあるので、それを使うのもOKです!
ただ、ここで全てを紹介するのはちょっと難しいので興味があったらぜひぜひ私のブログを見に来てくださいね。
今は思い立ってもなかなか旅に出ることも難しいですが、こんなときだからこそ、手紙というツールでやりとりしてみるのもいいかもしれませんね!
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それでは、第69回目の配信はここまでとします!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time! bye!
おまけ
キャス内で言っていた例文はこちら。
ぜひぜひ、書くときの参考にしてみてくださいね!
▼暑中見舞い
梅雨が明けたとたん猛烈な暑さとなりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
蝉の声が日増しに賑やかになって来ましたが、いかがお過ごしでしょうか。
寝苦しい日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
猛暑日が続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
▼残暑見舞い
夏の疲れが出てくる頃ですが、お元気でお過ごしでしょうか。
残暑なお厳しき折から、健やかにお過ごしでしょうか。
残暑ひときわ身にこたえるこのごろ、皆様お健やかにお過ごしでしょうか。
夏も終わりに近づきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
朝夕には秋風が感じられるようになってまいりました。お変わりございませんか。
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