こんなときのにほんご.90
「つつがなく」という言葉をご存知ですか?
わかりそうでわからない日本語も、ビジネスでは案外使われることが多いですよね。
しっかり理解しておきましょう!
こんんなときのにほんご.90「つつがなく」(2022/02/06配信)
Hello Everyone! I’m Megumi.How are you going?
This Podcast tells you “How should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?” Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは、めぐみです。みなさまお元気ですか? この配信では、「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」といった疑問に答えたり、「日本のこんな文化知ってる?」といった豆知識を伝えたりしています。なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えるようにしていますので、一緒に学んでいきましょう!
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第90回目は、「つつがなく」という言葉をテーマに選びました。
「つつがなく」
なんの病気や災いもなく、健やかに日常を過ごすことを表現する言葉です。
これは、意外と仕事中に使われる言葉なので、ぜひ覚えておきたいところ。
例えば
- 講演はつつがなく進行しています
- 会議はつつがなくおわりました
なんて形で使います。
使い勝手もよいのですが、一つだけ注意すべきところがあります。
それは、縁起の良い式典ではあまり好まれない表現だ、ということ。
実は、「つつが」という言葉自体に病気や災いを表す表現が含まれています。
そのため、悪いことを想像したくないシチュエーションでの使用はふさわしくないのです。
結婚式なんかで「物ごとが順調に進んでいる様子」を示したい時は、同じ意味を持つ「滞りなく」や「首尾よく」、またはストレートに「順調に」といった言葉を使うようにしましょう。
日本語には同じ意味を持っている違う表現がたくさんありますので、そういうのを合わせて覚えておくといいかもしれません。
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それでは、第90回目の配信はここまでとします。 また来週お会いしましょう!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog. See you next time. bye!
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