こんなときのにほんご.10
第10回目は「大丈夫です」の意味について紹介しました。
最近、日本でもレジ袋を減らす運動が進んでいて、ほとんどのスーパーマーケットやコンビニで「袋はどうしますか」と聞かれることとなりました。
英語だと「Would you like a bag?」に対して「Yes,please.」または「No,Thanks.」、というわかりやすい回答がありますよね。
でも、日本人の多くは、「大丈夫です!」と返してしまうのではないでしょうか。
この、「大丈夫です」は、果たして、袋がいるのか、袋がいらないのか、どちらでしょうか。
生まれが日本の人であっても、こう言われると聞き返してしまう人も多いのでは?!
私はこれに気づいてから、きちんと、「袋ください」とか「持っているのでいりません」とか言うようになりました。笑
今回の配信もぜひ聞いてみてくださいね。
こんなときのにほんご第10回「大丈夫ですか」(2020年6月14日(日)配信全文)
Hello ,how are you doing? I’m Good. My name is Megumi.
This Podcast had been 10 times alredy. Thank you!!! it tells you “how should you say this situation in Japanese?”. Let’s learn with me.
こんにちは。めぐみです。このキャスも、もう10回目ですね!
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この表現はどういうときに使うの?」という疑問に答えています。
なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語を伝えますので、参考にしてみてくださいね!
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はい!第10回目は「大丈夫です」の意味について紹介します。
最近、日本でも、レジ袋を減らす運動が進んでいます。日本に住んでいる方は、スーパーマーケットやコンビニで「袋はどうしますか」と聞かれることも多いのではないでしょうか。
英語だと「Would you like a bag?」に対して「Yes,please.」または「No,Thanks.」、というわかりやすい回答がありますよね。ただし、日本には、その他に一つ、理解が難しい回答が存在します。それが「大丈夫です」です。
例えば、自分がお店で働いているとして、「大丈夫です」と言われたとき、レジの袋は「いるのか」「いらないのか」どちらだと思いますか?
実はこれ、母国語が日本語の私であっても、迷うことがある返答なんです。
手のひらを前に出されたり、手を振られたりすれば、「(もっているから)いりません」「(足りているので)いりません」つまり「No,Thanks.」だとわかるのですが、稀に、ジェスチャーも何もなく「大丈夫です」と言われることがあり、この場合「(袋をつけてもらって)大丈夫です」=「袋がほしいです」の意味であることが、あるんです。
ですので、もし、大丈夫です、と言われてどっちの意味かわからない時や曖昧な時は、相手に確認しても良いかもしれません。
なお、自分が働く側の時であれば「レジ袋はご入用ですか?」と言うようにすると、その答えが、いりません・必要ありませんの意味の「大丈夫です」か、「はい、お願いします」つまり、いります、の2通りになりやすいので、お店で働いている人は、参考にしてみてください。
そのほかの言われ方としては「レジ袋は有料ですが」と言うものもあります。
これは「レジ袋は有料ですが、必要ですか?」と言う文章の、後ろ部分が省略された言い方です。
日本語の会話では、語尾を省略して推測させる言い方や、いい意味と悪い意味、どちらにも取れる言葉がいくつも存在しています。こういった表現や言葉は、発言した人の表情やジェスチャーから、どちらの意味かを考えるしかないのが現状です。
最初は難しいと思いますが、パターンがあるので聴いてなれるのが一番早いです。
お互い頑張って読みとりましょう!
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さて!今日は「大丈夫です」の意味についてお話ししました。
いかがでしたでしょうか?今回の配信は、ここまでです!!
That’s all for today.
If you have any comments,please post it on the blog.
See you next time!bye!
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