こんなときのにほんご.15
第15回目は「逆に」の使い方を紹介しました。
「逆に」は、「逆」に「に」をつけた言葉ですが、主な意味としては「反対に」を示します。
しかしながら、その意味だけでは物足りない使い方がされることも増えてきました。
言葉の意味はどんどん変わってしまうので、外国語を勉強するのは本当に難しいですね。
かくいう私も、英語と韓国語を話せるように勉強を続けている身なのですが、全然身につきません :(
お互い諦めずに、頑張りましょうね!
Good luck to all of us!
파이팅!!
こんなときのにほんご.15「逆に」は「反対」?
(2020年7月19日(日)配信全文)
Hello Everyone! I’m Megumi. How are you doing?
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”and “What does Japanese word mean?”
Let’s keep studying Japanese with me.
こんにちは。めぐみです。お元気ですか?
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」「この日本語の意味は何?」という疑問に答えています。
なるべく簡単で自然な日本語を伝えますので、参考にしてみてくださいね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第15回目は「逆に」の使い方を紹介します。
このような言葉はよく使われる上に意味が変わりやすいので、ぜひ覚えて行ってください。
さて、いつも通り、まずは「逆に」を辞書で引いてみましょう。「逆」の欄に載っているはずですが、こんな意味が書かれているかと思います。
(1)基準とする方向から見て、方向や位置が反対であること
(2)向かうべきでない方向へ向かうことやその様子
(3)(論理学や数学で)仮説と終結を持つ命題に対し、それらを入れ替えた命題のこと
このうち(3)は、特定の分野でしか使われないので、今回は説明を省きます。
さて、残った二つ
(1)は、物理的に反対であること
(2)は、概念や状態が反対であること
を意味していますよね。
もちろん、この意味で使うこともありますが、普段の会話での使い方は、次のようなものが多いです。
(4)あなた、これやってくれない? ー え?これなら逆にAさんの方がいいよ
(5)その作業なんだけど、こうやった方がいいんじゃないかな、逆に。
(6)あ、そうだ、逆にB社の案件のことなんだけどさ。
この例文を見てみると、(4)〜(6)の表現は、単に「反対」という意味で取るだけでは物足りない気がします。
というのも
(4)私じゃなくてもっと適任がいるよ、Aさんだよ
(5)その作業は、たぶん、こうやった方がいいと思うよ
(6)その案件は置いといて、私からはB社の案件を話したいんですけど
このように、「逆に」という言葉は、相手の話を受けて、暗に「さらに何か意見を付け足したいときに」使われることが多そうです。
これまで見てきた言葉のように、全く違う意味を示すというわけではありませんが、意味の幅が広がってきている語句として、頭の片隅に入れておくと良いかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーー
それでは第15回目の配信は、ここまでです!!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on my blog.
See you next time!bye!!
[infomation]
Recently many people come to Japan and interest in Japanese culture including "ANIME". But someone don't have a chance of learning Japanese ,because there is not any school and learning is expensive.
So I think ,I'd like to use what I've learned to the fullest extent and someone can learn Japanese without too much money.
I'm going to make Japanese textbook.
I hope I can be of any help to you. Thank you.
↓book ver is 300YEN.
↓DL ver. is only 100 YEN.
0コメント