こんなときのにほんご。12
第12回目は「よろしくお願いします」を紹介しました。
「よろしくお願いします」よく聞く日本語ですよね!この言葉は、他の言語に直訳することができない難しい言葉だと思います。
ただ、どれも根本には「これを依頼(要求)します、だけど、適度にやってくれたらいいよ。あとはあなたの采配に任せますから。」という意味があります。
やっぱり日本語って難しい。
結局、空気読め!が大きいんですよね。嫌になっちゃう!
こんなときのにほんご.12「よろしくお願いします」
(2020年6月28日(日)配信全文)
Hello Everyone! I’m Megumi. How are you doing? The summer is just around the corner! Hot hot hot … X<
This Podcast tells you “how should you say this situation in Japanese?”.
Let’s learn with me.
こんにちは。めぐみです。いかがお過ごしですか?
夏はすぐそこまで来ていますね!毎日あつ〜〜い・・・!
この配信では「こんな時日本語ではなんていうの?」という疑問に答えています。
なるべく簡単なフレーズで、自然な日本語で伝えていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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第12回目は「よろしくお願いします」という言葉を紹介します。
「よろしくお願いします」よく聞く日本語ですよね。
この言葉は、他の言語に直訳することができない、難しい言葉だと思います。
例えば
「初めまして」に対する「よろしくお願いします」は、これから仲良くしましょうね、といったニュアンスを含みます。
一方、「この仕事、よろしく!」であれば、「この仕事、任せましたよ、やっておいてね」といったニュアンスを含みます。
また「よろしくお伝えください」は、 こうこうこういったことを、とか、私が元気なことを、とか、そういうことを、「あなたの仲間とか相手にも伝えておいてくださいね」という「依頼のニュアンス」を含んでいます。
ビジネスメールの「何卒よろしくお願いします。」についてはもはやあまり意味はなく、ただの定型文句として書かれるだけです。
ただ、どれも根本には「これを依頼・要求します、だけど、適度にやってくれたらいいよ。あとはあなたの采配に任せますから。」という意味が込められますので、重く捉える必要はない場合がほとんどです。
ただし、社会に出た場合に、社長や上司といった立場が上の人から言われる「君には期待しているよ、よろしくね」の言葉には、文字通り「とても期待している」という意味が含まれますので、注意が必要です。
「よろしくお願いします」「よろしく!」「よろしくどうぞ」・・・どれも緩やかな要求を含む、依頼の表現であり、頑張ってくれたまえ!という簡単な激励の言葉でもあり・・・やっぱり日本語って難しいです。
結局のところ、空気を読んで!が大きいんですよね。
ただ日本にいて「よろしくお願いします」を聞かないことはないと思うので、含まれるニュアンスに注意しながら、読み取り練習をしてみてください!
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第十二回目の配信は、ここまでとします!!
That’s all for today.If you have any comments,please post it on the blog.
See you again!bye!
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